起業手順のページ 運営の基本  丸野税理士事務所
会 社 を 創 ろ う ! 
 
会社の設立設立の手順節税の実際運営の基本設立事例集  
 
 税のみに気をとられず、「これだけは」も備えてください。
「これだけは」は仕事のとても大きなアドバンテージです
 
 アンテナ 基本理念 境界
 何のために会社をやっていくのか、を具体的な言葉にしたものが基本理念です。ここを曖昧にしたまま、何となく日々の仕事を進めているケースがとても多い。普段はそれでも構わないかもしれません。が、ここという時、経営上の重大な意思決定を迫られた時、ピンチに遭遇した時、チャンスに巡り合った時、基本理念ができていればブレることはありません。的確な判断を下すことができます。理念の絵従業員がいれば共通の目的意識の素とすることもできます。
 難しく考える必要はありません。きれいごとで構いませんから、業態に見合った理念を作ってしまいましょう。
 節税会社の場合?もちろん理念は作れます。会社があるだけで税が少なくなるといった単純なものではありません。会社は、何らかの実体を伴っているはずですから、そこからピックアップしてみてはいかがでしょうか。
 一度定めたらころころと変えることはしません。折に触れて振り返ってみることも必要です。多くの場合、初心は当を得ているものです。
 
 アンテナ 経営計画 境界
 
 毎月どの程度の売上または入金が見込めるのか、そのために必要なコストはどの程度になるのか、を予測することは経営の基本です。これが1年分できれば、年間予算ということになります。経営計計画の絵画の第一歩は予算と言えるでしょう。全体の数字を扱うよりも予算からのズレを見る方がよほど楽です。対策も立てやすい。2年目からは前年度実績という大きな味方が手助けしてくれますから、いっそう作り易くなるはずです。
 ずっと会社を続けている経営者でさえ、経営計画がなかったり、予算を立てていなかったりの人がたくさんいます。「うちはそういう会社ではないから・・・」という理由です。ま、動物的な嗅覚があれば、経営判断も可能でしょうから。

 
アンテナ 資金繰計画 境界
 会社の基本は「お金」です。お金が回ってさえいれば、どれだけの赤字を出そうが会社が破綻することはありません。赤字を出し続ければ、いずれお金もなくなってしまうのですが。
資金の絵 会計上の赤字や黒字よりも、お金が回るかどうかに注意を払うことが重要です。そのために役立つのが資金繰り表です。経営計画で作ったのは、あくまでも会計上の損益です。資金繰り表は現実のお金です。だから、借入をすれば入金(=収入)になるし、返済をすれば出金(=支出)なのです。
 直観的に資金繰りが重要なことは理解できると思います。資金繰り表は安心を手に入れるための最も近い道でもあります。

 
アンテナ ランクアップ 境界
 
会社を始めるときに準備するツールは当面このくらいで必要十分ではないでしょうか。分析や管理の手法はたくさんありますが、会社の目的はあくまでも理念の実現にあります。分析を繰り返してもあまり良い結果は得られません。構えだけをいくら立派にしても、竜頭蛇尾では困ります。もちろん、必要に応じて、必要なツールが提供されてはくるのですが。

 
     ページトップ     会社トップボタン       戻るボタン事務所総合